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自己改革

桃山学院大学生がインターンシップ

 

 

 

 8月2日、桃山学院大学ビジネスデザイン学部2年生27名を対象に、インターンシップ(就業体験)を受け入れました。昨年に続き2度目となります。

 今回は「経済事業の収益拡大」「若年層や次世代層との取引拡大」「既存組合員の利用深化」に対し、JAが取り組むべきことを学生の課題として考えてもらいました。

 各部署から事業概要の説明を受け、水ナス選果場と営農センター、直売所、支店の現場を見学しました。職員への質疑応答では、員外利用率に関する素朴な疑問や、JAが取り組む持続可能な開発目標(SDGs)など、積極的な質問が飛び交っていました。

 

 9月21日には本店で成果報告会を開催し、6つのグループが組合長をはじめとする役職員を前に、大学生ならではの斬新な課題解決策を発表しました。

 最優秀賞に選ばれた5班は週末農業体験を「ふぁーみり~」と題し、若年層組合員の増加を図る取り組みを考案。子育て世帯をメインターゲットに捉え、JAが農機具を貸し出して気軽に通える環境を整えることや、遠隔で野菜の育成状況が観察できるようにカメラを設置することで仕事が忙しい子育て世帯でも農業へのハードルを下げることができると提言しました。

 学生代表の中原良美さんは「JAが抱える課題と利用者のニーズを併せて解決策を考えるのは難しかったが、調べるうちにJAのことを詳しく知ることができました。このインターンシップを通して今までよりJAをもっと身近に感じることができました」と研修を振り返りました。

 楠畑組合長は「目まぐるしく変わる社会の中で、時代の流れに対応できない企業に未来はないと、皆様の報告を聞かせていただいて改めて思いました。学生の皆様には社会に出てもそれを忘れずにいてほしい」と話しました。