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自己改革

桃山学院大学生がインターンシップ

 

 

 9月8日、桃山学院大学ビジネスデザイン学部2年生36名を対象に、インターンシップ(就業体験)を受け入れました。これまでもJA大阪中央会を介した直売所へのインターンシップは受け入れていましたが、JA独自では初の試みとなりました。

 今回は「耕作放棄地の解消・拡大抑制」「農家の所得向上」「若年層との取引拡大」「組合員加入メリットの創出」に対し、JAが取り組むべきことを学生の課題として考えてもらいました。

 各部署から事業概要の説明を受け、水ナス選果場と営農センター、直売所、支店の現場を見学しました。職員への質疑応答では、員外利用率に関する素朴な疑問や、JAが取り組む持続可能な名開発目標(SDGs)など、積極的な質問が飛び交っていました。

 9月21日には本店で成果報告会を開催し、6つのグループが組合長をはじめとする役職員を前に、大学生ならではの斬新な課題解決策を発表しました。

 最優秀賞に選ばれた2班は「疑似ママファンディング」と題し、若年層組合員の増加を図る取り組みを考案。JAが一定額を上限に低金利で学生に貸付をすることや、利息を無駄な出費だと感じさせないように利息の一部は農家へのクラウドファンディングにあてたり、返済後には農産物が返礼品として還元される仕組みを提言しました。

 学生代表の髙本来依さんは「課題を通じてJAや農業に興味を持つことが出来、すごく刺激的で貴重な時間でした」と研修を振り返りました。

 赤阪正人専務は「難しい課題に真摯に取り組んでもらい、プレゼンテーションから熱意を感じました。学生の視点に立ったアイデアを今後のJA運営の参考にさせていただきたい」と話しました。